ウォードコクワが2タイプいることについて

今回はウォードコクワについて記事にしたいと思います。

チベットのメトク県から入荷しましたウォードコクワですが、ふとオークションを閲覧した際にウォードコクワとされてる種に2パターンの形状があることにメンバーが気づきまして、

《Stag Beetles of China》

にて調べました。

まず、ウォードコクワとして主に出回ってる個体は…

この形状をしており、内歯から先端部にかけて膨らみと言いますか、突起と言いますか、何と表現したら良いのかわかりませんが、拡大すると確認できるかとかと思います。

オークションで見ました個体は先端部から内歯の間に、その突起が見られません。顎の形状もスッキリしていて同じ種のようには見えません。

しかしながらウォードと図鑑にどちらも記載されており、現在のどちらもウォードになっているのかと思います。

当方で、♂️を20頭以上羽化させておりますが、大きくなってもこの突起の出てるウォードの場合突起が消滅することもないです。

今後、細かく種類分けされると思います。

飼育されてる方々はご自身で所持しているウォードがどちらのタイプなのか?確認してみてください。

どの種もそうですが、その種かどうか見分ける術をご自身で身に付けなければ、交雑個体を知らず知らずの間に販売してしまうことになります。

亜種別に色が異なっているもの、形状に違いがでるもの、模様が変わるもの、様々です。

特に色が亜種で異なる種でメタリフェルホソアカ、パリーフタマタ、ドンキエル等は個体名のみで判断せずに、しっかりと種の特徴が出てる個体を選びましょう。

 

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