パリーミヤマ
中国浙江省天目山産


パリーミヤマは中国東部に生息していて、中国西部に生息するラエトゥスミヤマの近縁種です。
生息産地は浙江省、福建省などで形状はミクラミヤマに非常に似ています。
♂️は赤色頭部の個体や真っ黒な個体や羽に紋が入る個体が多いですが、羽が真っ黒な個体も稀に居るようです。
近縁種のラエトゥスミヤマは雲南省、四川省、湖北省、重慶市(恐らく貴州省にも?)分布しており、パリーミヤマとラエトゥスミヤマの生息地が各々どこまでなのか?まだハッキリとわかっていないようです。
謎なのが、ブログやオークションでパリーミヤマで雲南省産を何度か見かけたことがありますが、雲南省にパリーミヤマ?は生息している可能性はないと私は思っており、ラエトゥスミヤマと混在しているとは考えられないです。
このパリーミヤマは何故か小型個体しか日本に生体、標本で入ってくることはなく、標本で43㎜までしか見たことがありません。
しかしながらeBayでパリーミヤマの標本を見ると浙江省ラベルで48㎜まで販売されており、本当にこんなにでかくなるのか?これは本当にパリーミヤマと2019年にWildが入荷したので購入し、ブリードしてみることにしました。
産卵は容易でラエトゥスミヤマと同じセットで幼虫がとれまして、2年1化で無事羽化しましたが、43㎜までの個体は確かにパリーミヤマで頭部が小さく発達せず、顎も細くミクラミヤマを究極に大きくしたような形状でラエトゥスミヤマよりも地味な印象です。
しかしながら、46㎜という個体が羽化してきて、形状を見てみると頭部が少し発達し耳状突起がすこし出てきました。
eBayで、見たパリーミヤマそのものです。

しかしながら、やはり体は細身で顎は細く頭も小さいです。
※確実にラエトゥスミヤマとの違いを述べると
・ラエトゥスミヤマは40㎜半ばから内歯が斜め上にたちあがる
・パリーミヤマは40㎜半ばでも内歯が立ち上がらないで、真横を向く
ということです。
つまり、内歯が立ち上がってしまったらそれはパリーミヤマではなく、ラエトゥスミヤマです。
今年は、WF1 のペアをブリードして幼虫が沢山えられているので、来年、再来年に羽化してくると思います。
当方のパリーミヤマはWildからの直系で、正真正銘の本物のパリーミヤマです。
もし、パリーミヤマをお探しの際はWildからの直系の個体をお勧めします。
飼育する際は、本物のパリーミヤマを手にしてください。