フルストルファーオウゴンオニ

フルストルファーオウゴンオニ

ボルネオ島サバ州トゥルースマディ産

ボルネオ島の北部に生息しているモーレンカンプオウゴンオニの亜種になります。

特徴 ♂️は艶消しの少し暗めの黄金色で、♀️は前胸がザラザラしており、体を乾燥させても黒いままです。

ボルネオ島南部の南カリマンタン産の個体はモーレンカンプ・モーレンカンプになってしまうのだと思いますが、♀️が黄金に発色してしまいます。

ほぼ、Wild個体は入ってくることはなく、かなりワイルド品は貴重なんだと思われます。

 

※産卵の注意点

他のオウゴンオニと基本的に飼育方法は同じになりますが、卵が弱く菌の活性が強いと他のオウゴンよりも巻かれやすいです。

砂埋めレイシが一番産卵に適してるのですが、入手が困難です。

※幼虫飼育について

一番、気を使うのがカワラ菌糸の選択です。

現在販売されているカワラ菌糸はタランドゥス、ババオウゴンオニをターゲットとした添加率でつくられている菌糸が多く、そのような菌糸を使用してしまうとエサを拒絶したり、死んでしまったりします。

モーレンカンプ原名とフルストルファーは低添加の菌糸でないと食べれません。

フルストルファーオウゴンの幼虫飼育はマッチしたカワラ菌糸であれば死ぬこと無く殆どの幼虫を羽化させることが可能です。

初めて飼育する方はメーカーに問い合わせて、実績のあるカワラ菌糸を選びましょう。

※フルストルファーオウゴンの累代障害について

私は最初に入手した個体は♂️♀️別血統のペアで砂埋めレイシ材にて42頭の幼虫を確保でき、1頭も落ちず羽化まで持っていけました。飼育難関種と言われているフルストルファーオウゴンがすんなりいってしまったので、モーレンカンプと同じように飼育していけたので、何が難しいのかと疑問に思っていましたが、その羽化個体をインラインで交配させてみたところ、1♀️単位の産卵数が減り1♀️あたり20頭程しかとれず半分しか孵化しませんでした。たまたま前回がうまくいきすぎただけかと思いまして、フルストルファーオウゴン=簡単と捉えておりました。

その後、知人から♂️♀️別血統の1ペア譲っていただきブリードしたところ、1♀️から48頭とれやはり簡単な種類だと思っていました。しかしながら、そのインラインからの産卵数は前回と同様に1♀️からの産卵数が20前後と半分になってしまい平均その5分の1は死んでしまい、前回の経験からもしかしてと思い、更にインラインでCBF3 の幼虫を確保を試みたところ5♀️中産んだのは3♀️で1♀️あたりの産卵数が4~8卵と落ちてしまい、孵化した幼虫は2頭のみでした。その幼虫もカワラ菌糸に入れたところ直ぐに死んでしまったようでした。

つまり、フルストルファーオウゴンを難関種としている要因は…

《累代障害に弱すぎる》

のが要因だと私は思いました。

何血統もあるわけでもなく、野外品も沢山入ってくるわけでもないので、血の入れ換えに非常に困る種です。

Wildの♀️とCBF2の♀️を比較するとCBF2の♀️はWildの♀️よりも腹部が細くなっていってるような印象を持ちます。その要因がなんなのか?今後も追究していかないといけない案件かと思います。

 

以上

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